2016年3月9日水曜日

変わる季節とコントラバス

コントラバスという楽器は、なにしろ大きい一枚板を貼りあわせて作られていることもあって、季節の変化の影響が出やすくなっています。
私の楽器、ここ数か月はA弦に変なビビり音が出て、かなりストレスを感じていました。特定の音が共振するというのではなく、A弦がどこを押さえてもビビったような音になってしまう。弓弾きのときはそんなに気にならないのですが、ピチカートではもろにビビってしまって、もう買い換えたいくらいのストレスを感じていました。
ところが、季節の変化が感じられるようになってから、ふと気づくとそのビビり音が出なくなり、普通に鳴ってくれるようになったのです。この間までのストレスフルな状態が嘘のよう。
どこがどう変わってこのようになったのかは分かりませんが、季節の変化の影響を受けて楽器の板のどこかが伸び縮みして、結果としてトラブルが消えたと考えられます。
人間が作った楽器なのに、人間にコントロールしきれない部分があるというのも不思議なものです。


2016年2月1日月曜日

もっと楽に飛行機にコンバスを載せられれば。。。



最初に香港に行ったとき、こういう載せ方を想定して二人分のチケットを買って行ったんだけど、エコノミーの席にコントバラスが収まらず、4席つぶして楽器を横にして載せ、ワタシの分を含めて5席占有してしまったのでした。行きはよかったんだが、帰りは香港の空港のグラウンドスタッフにバリバリ文句を言われまくった。

この絵のような載せ方ができれば、どこの国にも運賃をちょっと頑張って自分の楽器を持って行くんだけどなぁ。

2016年1月30日土曜日

次回のライブは2月5日



次回のライブは2月4日(金)。ここ何年か、のんびりとしたペースで続けている、広瀬淳二さんと鈴木學さんとのトリオです。


2016年2月5日(金)
open 19:30 live start 20:00
出演:広瀬淳二(sax)、鈴木學(selfmade electronics)、 池上秀夫(contrabass)
チャージ:¥1,500 会場:Ftarri(水道橋)
   東京都文京区本郷1-4-11 岡野ビルB1F Tel: 03-6240-0884(休業日やライブ時間中はつながりません)


木曜はライブでした


今週の木曜日1月28日は、私の今年最初のライブでした。場所は入谷のなってるハウス。メンバーはヴァイオリンの太田惠資さん、ドラムスの石原雄治さん、ターンテーブルの村田直哉さん、そして私がエレキベースでした。

この4人、微妙に互いを知りつつ、このメンバーでの共演ははじめて。そもそもは太田さんから「池上さんのエレベともやってみたい」という言葉からスタートした企画でした。太田さんのエレクトリック・ヴァイオリンと私のエレベに誰を組み合わせたら面白いだろう、と考えての人選です。

ライブは期待どおり、素晴らしい内容でした。第一部はかなりラウドで、飽和したような音が続く展開。第二部はもっと隙間があってグルーブ感が出てくるような展開で、それぞれ違った内容になりました。

今回の演奏内容には全員大満足。機会をみて再演しよう、ということになりました。その時はまたお知らせします。ぜひ体験しに来てください!

2016年1月22日金曜日

池上秀夫・今年一本目のライブ

さて、来週の木曜日1月28日は、ワタクシの今年最初のライブがあります。ヴァイオリンの太田惠資さん、ターンテーブルの村田直哉さん、ドラムスの石原雄治さんという豪華なメンバーを迎え、私はエレキベースを弾きます。

ぜひお越しくださいませ


2016年1月28日(木)open 19:30 live start 20:00


太田・村田・石原・池上
出演:太田惠資(violin)、村田直哉(turntable)、石原雄治(drums)、池上秀夫(electric bass)
チャージ:¥2,000+drink
会場:なってるハウス(合羽橋)
   東京都台東区松が谷4-1-8 1F
Tel: 03-3847-2113
URL:http://www.maroon.dti.ne.jp/knuttelhouse/

2016年1月16日土曜日

近藤等則 Electric Trumpet Soloを聴きに

今日は近藤等則さんのエレクトリック・トランペット・ソロを聴きに、成城学園のCafe Beulmansに。近藤さんの音楽は高校時代から聴いてはいるのだけど、恥ずかしながらライブを聴くのは今回がはじめて。今までどうもタイミングが合わなくて。
演奏は、近藤さんがプログラムしたバックトラックとともに、近藤さんがエフェクターをきかせたトランペットを吹く、というスタイル。日ごろワタシが演奏したり聴いたりしているフリーインプロとはまた違うものだけど、そういうことはもはや些事と申しましょうか。目の前で展開されるのは、まさに「近藤等則ミュージック」と言うべきもの。その存在感はさすがでした。
後半には、最近取り組んでいるというビートルズ・ナンバーから「Hey Jude」と「Yesterday」を演奏。話を聞く限りでは、ステージにのせるのは今日が初めてだったようで、貴重な瞬間に立ち会うことができました。
近藤さんはバックトラックをシーケンサーで作っており、PCは使っていないとのこと。PCだとモニターを見ながら「目」で作ることになってしまうように感じていて、耳で音楽を作るためにそのようにしているとのこと。うーん、なるほどー!



2016年1月13日水曜日

まずはごあいさつ

こんにちは。コントラバス奏者の池上秀夫です。

以前はアメブロでブログをしていましたが、1年ほどお休みさせていただいた後、こちらでブログを再スタートすることとなりました。

昨年は色々あってライブの本数もだいぶ減っていましたが、今年は徐々に活動内容も充実させていきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。